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Paint  塗料

【オイルフィニッシュ】

植物油を主原料とした、自然塗料。

表面に塗膜を形成せず、木の内部に浸透して保護します。

その為、従来までのウレタン塗装など塗膜形成型塗料に比べると汚れ等が付着し易く、数ヶ月に一度ワックス塗りなどメンテナンスを必要とします。

北欧で生まれた塗装法で、木の素材感を損なわないナチュラルな風合いが最大の特徴。

また、昨今の環境面、健康面への関心の高さから人気が高まっており、欧米を始め日本国内でも各塗料メーカーで様々な商品を打ち出しています。

弊社では主に国内メーカー、「ターナー色彩（株）」のESHAシリーズを取り扱っています。

塗料についての詳細はメーカー公式サイトを参照。→「ターナー色彩ESHA」

【ウレタン塗装】

従来まで主流だった、石油科学系溶剤を主原料とした塗装法。

木の表面に塗膜を形成して、汚れやホコリから木を保護します。

特にメンテナンスは必要とはしませんが、およそ15～20年ほど経過すると塗膜の劣化が生じて、くすみや剥がれが起きてくる事があります。（劣化の度合いは使用状況によって大幅に変わる。）

一度劣化した塗膜は、部材を工場で引き取り、全面を剥がし再塗装する必要があるため大幅に時間とコストを要します。

従来までの石油科学系塗料は、塗った直後にシンナー臭などが残るため、シックハウス症候群など健康面の配慮、また廃棄物が環境へダメージを与えるという点から昨今はあまり使用されなくなってきました。

（ただし海外製の木製品に関しては未だにこの塗料が主流。）

その代替品として、近年広まりつつあるのが、臭いも少なく環境汚染のリスクも低い水性タイプのウレタン塗料です。

石油科学系に比べて少し高価ですが、弊社ではウレタン塗装を施す場合は、主にこちらの塗料を用いています。